9.2005年10月12日「能を知る会東京公演 『義経と知盛』」の記録です。

講演「義経と知盛」・狂言「文蔵(ぶんぞう)」・能「碇潜(いかりかづき)」

講演 「義経と知盛」
馬場あき子氏

狂言 「文蔵」
山本東次郎師 山本泰太郎師
 石橋山の合戦を語ります
能「碇潜」
シテ 中森貫太 ワキ 殿田謙吉師
手に竿を持つのは舟に乗っている事を意味します

シテの語の中
平教経の最後を仕方話に見せます

 間狂言 遠藤博義師

「船出之習」の小書により
大屋形船の作物が出ます
この中に3人入っていたので狭かったです・・・
幕を外したところ
知盛 中森貫太  二位の尼 五木田三郎師 
大納言局 佐久間二郎師
二位の尼と安徳天皇が入水すると
修羅の刻限が訪れます
敵に向かって言葉をかけるシテ
今回は碇を持たずにここで欄干に足を掛けました
碇を引き上げるシテ
今回は引きずる音がすごくてまいりました
シテが橋懸かりにいっている間に後見が碇を出し
舞台に据え置きます
本来この時代にこの形の碇は無いそうですが・・・
ソリ返った瞬間
これは波間に沈むイメージの型です
今回は舞台で流れ足をして常座でトメました
[撮影:最初から11枚・・桜沢哲夫/他4枚・・駒井壮介(前島写真店)]

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