5.2005年7月6日「能を知る会 鎌倉公演」の記録です。

狂言「清水(しみず)」・能「放下僧(ほうかぞう)」

解説「間狂言」 中森晶三
今回は間狂言が重要な役割の曲でした

狂言 「清水」 シテ 野村萬斎師
鬼に化けて主人を脅します
 アド 竹山 悠樹師
自分をダマした太郎冠者に詰め寄ります
午前の部 能「放下僧」
シテ 遠藤喜久師 ツレ 坂真太郎師

ワキ 殿田謙吉師 間 深田 博治師
シテ・ツレの仇役です

 午後の部 能「放下僧」
ツレ 中森健之介

シテ 中森貫太
親子で兄弟の役でした
仇討ちを急いて弓を引く弟(ツレ)を諫める兄
最初の見せ場です
今度は刀に手をかけますがまだ時期尚早と止めます
ワキも刀に手をかけ緊迫した空気が流れます
酒宴の座興に鞨鼓を舞うシテ
油断したワキを押さえつけ仇を討つ兄弟
この時にはワキは笠を残して切戸から引いています
本公演終了後
「十字屋午後のサロン」の特別企画として
お話し会を開催しました

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