3.2004年6月13日「能を知る会 鎌倉公演」の記録です。

狂言「寝音曲」・能「浮舟(うきふね)」

講演「源氏物語と能」
上坂信男氏

狂言「寝音曲」
シテ 山本則俊師 ・ アド 山本則孝師
午前の部 能「浮舟」
ワキ 村瀬純師
シテ:浮舟の霊 中森貫太
浅黄縫箔に藍鼠色の水衣
朝の部は紅無(いろなし)の装束にしました
手に竿を持っているのは
”舟に乗っている”という象徴です
面は「深井」を使いました
少し年配の女性のイメージです
間狂言 山本則秀師
後シテは摺箔裳着胴(すりはくもぎどう)に
緋大口(ひのおおくち)
鬘は乱れ髪のイメージで両側を垂らしています
面は「十寸髪(ますかみ)」
狂気した女性のイメージです

この型は「合掌(がっしょう)」
執心を晴らしてくれた僧への感謝を表します

午後の部ワキ 村瀬堤師

午後の部シテ 駒瀬直也師
面は「増(ぞう)」

午後の部は紅入(いろいり)の装束
赤地縫箔に白水衣

この型は「雲扇(くものおうぎ)」
お日様を見込む型です

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