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−記録−平成22年度主催公演番組


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4月の公演

能を知る会kamakurabetukai横浜公演別会
☆平成22年4月17日(土)午後13時     会場  横浜能楽堂
dojyoji
入場料(消費税込)・・ 指定SS¥13,000/ 指定S¥10,000/自由席A¥7,000/自由席B¥5,500

講演
花ぞ散りける
講演
馬場あき子
仕舞
嵐山
観世 喜正
.
網之段
五木田三郎
.
須磨源氏.
弘田 裕一
狂言
素袍落(すおうおとし)
太郎冠者
山本東次郎
.
.
山本 則重
.
.
伯父
山本 則俊
仕舞
西行桜
観世 喜之
白拍子
蛇體
中森 貫太
.
.

道成寺住職

福王 和幸
.
.
従僧
村瀬 堤
.
.
従僧
村瀬 慧
.
.
能力
山本泰太郎
.
.
能力
山本 則孝
.
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竹市 学
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小鼓
飯田 清一
.
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大鼓
河村眞之介
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太鼓
小寺真佐人
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重後見
観世 喜之
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地頭
観世 喜正
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.
鐘後見
五木田三郎

道成寺・・・紀州道成寺には久しく鐘が無かった。その再建鐘供養の当日、女人禁制のいましめを破ってひとりの白拍子が入り込み、舞を舞うとみせて鐘を引き落としその中に姿を消す。住職は昔この寺でおきたおぞましい事件−熊野詣での山伏に懸想した娘が裏切った男を、大蛇となって追い、川をやすやすと泳ぎ起こして、寺の釣り鐘の中に隠れた男を取り殺した話し−をし、祟りで落ちた鐘ならば法力であげようと一心に祈る。果たして鐘は撞かぬのに鳴り、元の鐘楼へ上る。巨大な釣り鐘、5人の鐘後見、始めから終わりまで確約全部秘事口伝づくめで、文字通り命がけの気合いと迫力の超大曲です。 今回は日本各地の囃子方にお集まりいただきます。



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5月の公演

県民のための能を知る会kamakurabetukai鎌倉公演
☆平成22年5月30日(日)午後1時始め           会場  鎌倉能舞台
0530
入場料(消費税込) ¥5,500(友の会・団体¥5,500)座席指定料(消費税込) ¥1,000 

講演
琵琶の曲
解説
中森 貫太
狂言
伯養(はくよう)
伯養
山本 則孝
.
.
匂富
山本泰太郎
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貸手
遠藤 博義

村上天皇
中森 貫太
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.
藤原朝長
駒瀬 直也
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.
佐久間二郎
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龍神
中森 慈元
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従者
野口 能弘
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栗林 祐輔

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小鼓
幸 正昭
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大鼓
安福 光雄
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太鼓
小寺真佐人

玄象・・入唐を志す琵琶の名手藤原師長を思い止まらせる為に古名手と言われた村上天皇が梨壺女御と老人夫婦に身を替え須磨浦で師長を待ちその奥義を聞かせて、かつて竜宮に奪われた名器「獅子丸」を師長に授ける。能に数多く登場する「琵琶」を主題とする名曲「玄象(げんじょう)」を上演いたします。また狂言も琵琶を主題とする「伯養(はくよう)」をお目に掛けます。



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6月の公演

能を知る会東京公演別会

☆平成22年6月20日(日)午後1時始め           会場  国立能楽堂
0620
入場料(消費税込)・・ 正面指定席¥10,000(友の会・団体¥9,000)/脇・中自由席¥7,000(友の会・団体¥6,500)

講演
能狂言の老いの表現
講演
林 望
(リンボウ先生)

悪七兵衛景清

中森 貫太
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.
里人

殿田 謙吉

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人丸
坂 真太郎
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人丸ノ従者
古川 充
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.
松田 弘之
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小鼓
鵜澤洋太郎
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大鼓
亀井 広忠
狂言
腰祈(こしいのり)
祖父
山本 則直
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山伏
山本 則重
.
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太郎冠者
遠藤 博義
老松の精
五木田三郎
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西行上人
森  常好
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花見人
舘田 善博
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花見人
大日方 寛
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.
花見人
森 常太郎
.
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能力

山本 則重

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.
一噌 隆之
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小鼓
飯田 清一
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大鼓
国川  純
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.
太鼓

観世 元伯



今回は能・狂言における「老人」の演技についての特集となります。豪腕の武将、悪七兵衛景清をシテとする「景清(かげきよ)」と老木の桜の精をシテとする「西行桜」。また狂言も老人をシテとする「腰祈(こしいのり)」と言う一寸珍しい番組を林望氏の講演と共にお楽しみ頂きます。地味に思われるかもしれませんが、登場人物も多く華やかな舞台をお楽しみ下さい。景清には二種類の面があり、髭の有無によって装束や演出が変わります。今回は「髭有り」の演出での無骨な景清をお目に掛けます。


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9月の公演

県民のための能を知る会鎌倉公演
☆平成22年9月14日(火)午後1時始め           会場  鎌倉能舞台
0914
入場料(消費税込) ¥5,500(友の会・団体¥5,500)座席指定料(消費税込) ¥1,000 

解説
ワキが主役の能
解説
中森 貫太
狂言
惣八(そうはち)

惣八

大蔵吉次郎
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有徳人
榎本 元
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.
出家
宮本 昇
日暮殿北ノ方
中森  貫太
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花若
中川 優奈
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日暮殿
森 常好
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左近尉
殿田 謙吉
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槻宅  聡
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.
小鼓
鵜澤洋太郎
.
.
大鼓
亀井 広忠

鳥追舟・・・「ワキ僧は 煙草盆でも 欲しく見え」と江戸時代に詠まれたように能のワキは動かないイメージがありますが、中にはワキが主役の曲もあります。今回の「鳥追舟(とりおいぶね)」はワキ・ワキツレが同格、つまりワキが二人いる曲で、シテよりもワキが芝居をする珍しい曲です。今回は森常好・殿田謙吉、両師による熱演にご期待下さい。九州地方の風物詩「鳥追舟」を主題とした四番目狂女物です。


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10月の公演

能を知る会toukyoukouen東京公演
平成22年度文化庁芸術祭参加公演
ataka
☆平成22年10月17日(日)午後1時始め           会場  国立能楽堂
入場料(消費税込)・・ 正面指定席¥10,000(友の会・団体¥9,500)/脇・中自由席¥7,000(友の会・団体¥5,500)
講演
歌舞伎と能「勧進帳」と「安宅」
講演
スペシャルゲスト
狂言
川上(かわかみ)
盲目の男
野村 万作
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石田 幸雄
一調
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太鼓
観世 元伯
安宅(あたか)勧進帳 滝流
武蔵坊弁慶
中森 貫太
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冨樫某
森  常好
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義経ノ郎党
遠藤 和久
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義経ノ郎党
古川 充
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義経ノ郎党
鈴木 啓吾
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義経ノ郎党
奥川 恒治
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義経ノ郎党
小島 英明
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義経ノ郎党
中森健之介
.
.
義経ノ郎党
桑田 貴志
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義経ノ郎党
中森 慈元
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義経ノ郎党
中所 宜夫
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源義経
中川 優奈
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強力
深田 博治
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太刀持
高野 和憲
.
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寺井 宏明
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小鼓
観世新九郎
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大鼓
佃  良勝

安宅・・・頼朝に追われ奥州の藤原秀衡を頼ろうとする義経一行。安宅の関を策を弄して無難に通り過ぎようとするが富樫に止められる。弁慶は請われるままに勧進帳を読み上げ、見とがめられた強力に扮した主君、義経を金剛杖でさんざんに打ち据え怯んだ富樫を圧倒して関所を通過する。「判官贔屓」と言われるほど日本人には人気の高い源義経。数多くの曲に登場しますが最も有名かつ人気の曲が「安宅(あたか)」です。歌舞伎では「勧進帳」と言われますが、オリジナルの迫力ある舞台をお楽しみ下さい。

講演は「芸能花舞台」司会でおなじみの○○アナウンサーがスペシャルゲストとしてサプライズ登場してくださいます!


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県民のための能を知る会鎌倉公演

☆平成22年10月25日(月)午後1時始め            会場  鎌倉能舞台
matukaze
入場料(消費税込) ¥5,500(友の会・団体¥5,500)座席指定料(消費税込) ¥1,000

講演
能と文学につながるもの
講演
尾島 政雄
狂言
寝音曲(ねおんぎょく)
太郎冠者
善竹 十郎
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主人
善竹大二郎
松風
観世 喜正
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村雨

中森 貫太

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旅僧

森  常好

.
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浦人

善竹富太郎

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一噌 隆之
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小鼓
観世新九郎
.
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大鼓
柿原 弘和

松風・・・ 「熊野に松風米の飯」と毎日食べる米の飯のように毎日聞いても飽きないと言われた名曲「松風」を観世喜正師のシテ、中森貫太のツレにて上演いたします。初心者の方には少々長い曲ではございますが、秋の代表的な名曲をじっくりお楽しみ下さい。

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11月の公演

県民のための能を知る会.鎌倉公演

☆平成22年11月28日(日)午後2時始め            会場  鎌倉能舞台

hatinoki
入場料(消費税込) ¥5,500(友の会・団体¥5,500)座席指定料(消費税込) ¥1,000 

講演
鎌倉武士というもの
講演
尾島 政雄

佐野源左衛門常世

中森 貫太
.
.
常世ノ妻
佐久間二郎
.
.
最明寺時頼
野口 能弘
.
.
八反田智子
.
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小鼓
後藤嘉津幸
.
.
大鼓
柿原 光博
狂言
鐘の音(かねのね)
太郎冠者
野村 萬斎
.
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主人
岡 聡史

鉢木・・・雪に迷った旅僧を秘蔵の鉢の木を切って火に焚いてもてなした佐野源左衛門尉常世。関八州の号令に鎌倉に馳せ参じ、御前に召し出されて見た顔はあの旅僧だった・・・能の中でも最も芝居がかっていて「この能、能にあらず」と言われる鎌倉を舞台とする数少ない名曲「鉢木」です。※この回のみ開演が14時となり解説・能・狂言の順に上演いたします。

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1月の公演

県民のための能を知る会.鎌倉公演

☆平成23年1月8日(土)午後1時始め            会場  鎌倉能舞台

naniwa

入場料(消費税込) ¥5,500(友の会・団体¥5,500)座席指定料(消費税込) ¥1,000 

解説
梅の曲
解説
中森 貫太
狂言
宝の槌(たからのつち)
太郎冠者
山本泰太郎
.
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山本則孝
.
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果報者
遠藤 博義

王仁
中森 貫太
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.
中森 慈元
.
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木華開耶姫
坂 真太郎
.
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朝臣
殿田 謙吉
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藤田 貴寛
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小鼓
幸 正昭
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大鼓
大倉慶乃助
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太鼓
観世 元伯

難波・・・百花の魁をなす梅を主題とした初番目脇能物。帝の臣下が難波の里に着くと満開の梅の木陰を老若二人の男が清めている。二人は臣下に難波の梅の謂われを語り、若い男は梅の精。老人は難波津の和歌を詠じた王仁と名乗り消え失せる。臣下が花の下で待っていると王仁と木華開耶姫(このはなさくやひめ)が現れ様々な舞曲をみせ万歳の御代を讃える。華やかな天女舞と颯爽とした神舞など見所の多い曲。


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3月の公演

能を知る会.横浜公演

☆平成23年3月10日(木)午後1時始            会場  横浜能楽堂

kasuga

入場料(消費税込)・・ 指定席¥7,000(友の会¥6,500)/自由席¥5,500(友の会¥5,000)

解説
能の小書
解説
中森 貫太
狂言
鎌腹(かまばら)
太郎冠者
山本泰太郎
.
.
山本 則孝
.
.
仲裁人
若松 隆

龍神
中森 貫太
.
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宮人
佐久間二郎
.
.
龍女
中森健之介
.
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明恵上人
殿田 謙吉
.
.
寺井 宏明
.
.
小鼓
鵜澤洋太郎
.
.
大鼓

亀井 広忠

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.
太鼓
観世 元伯

春日龍神・・・入唐渡天を志した明恵上人が暇乞いに春日大社を尋ねると宮守の老人が声を掛ける。老人は釈迦亡き後に唐を尋ねることに何の意味があるぞと上人を諭し、ここで天竺での釈迦の説法の有様などを見せるので暫く待てと言い捨て消え失せる。その夜上人の目前に竜神と龍女が現れ天竺の様子を目の当たりに見せ猿沢の池に姿を消す。
小書によりツレが二人増え、舞が増えたり謡の配置が変わったりと変化の多い小書で、後シテの龍神が大龍となってよりスケールの大きい舞台となります。


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